2024.04.08
業界情報木くずが木材チップになるまで 久留米の処理施設で見る再生の流れ
解体現場から運ばれてきた木くずは、そのまま捨てられているわけではありません。ほとんどが木材チップとして生まれ変わります。
この記事では、当社の施設に運び込まれた木くずが、どのような工程を経て再生されるのかをご紹介します。
1 受け入れと計量
トラックが到着したら、まず車ごと計量します。積んだ状態と、荷を降ろしたあとの空車の差が、その日の受け入れ量になります。
同時に、中身も確認します。ここで釘や金具、石膏ボード、断熱材が大量に混ざっていると、そのままでは木くずとして扱えません。混合廃棄物として、別の処理になります。
2 粗選別 人の目で見る工程
降ろした木材から、明らかに木ではないものを取り除きます。サッシ、金物、ビニール、コンクリート片。
ここは機械ではなく人の手です。あとの工程で機械を傷めないようにするため、そしてチップの品質を落とさないためです。
3 破砕 大きさをそろえる
破砕機に投入し、決められた大きさまで砕きます。用途によって求められるサイズが違うため、ここで仕上がりが決まります。
長い柱材も、合板も、ここを通れば同じ粒になります。
4 磁選 鉄を抜く
砕いた木くずには、目に見えない釘やビスが残っています。これを磁力で吸い上げて取り除きます。
この工程があるかどうかで、チップの価値は大きく変わります。金属が残っていると、燃料としても資材としても使えないためです。
5 出荷 チップの行き先
できあがった木材チップは、主に次のような用途で使われます。
- 燃料 バイオマス発電所や工場のボイラー
- 製紙原料 板紙などの材料
- ボード材 パーティクルボードの原料
- 敷料・堆肥 畜産や農業で使われることもあります
捨てるはずだったものが、また誰かの資源になる。この流れをつくるのが、中間処理の仕事です。
現場からのお願い 分けていただけると変わります
木くずの中に他のものが混ざっているほど、選別に時間がかかり、費用も上がります。逆に、木だけで積んでいただければ、そのまま次の工程へ進めます。
「解体現場では難しい」というお声もよく分かります。どこまで分ければ効果が出るか、現場の状況にあわせてご提案しますので、一度ご相談ください。
お問い合わせ
株式会社LOHASは、福岡県久留米市で木くずをはじめとする産業廃棄物の中間処理を行っています。持ち込み・回収のどちらも承ります。
TEL 0942-42-4700(平日 9:00〜17:00)
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